解決新聞



脇からの汗を塩化アルミニウムで止める

脇や手のひらなどの多汗症には塩化アルミニウムなどの外用制汗剤が有効です。
顔などの粘膜質のある場所を除いては全身に使用できるのも特徴の一つです。
その作用は、汗腺に直接作用することで汗が出るのを抑える働きがあり、脇の下などに塗っておくとワキ汗がにじみ出るのを抑えてくれます。

塩化アルミニウム液という形で購入することもできますし、オドレミンやテノール液といった商品のように含有成分として活用することができます。
いずれにしても、自分の肌に合わせて濃度を薄めたりできるので安心して使うことができます。

使用するときに注意したいのは、脇の下を清潔な状態にしてから塗布することです。
ワキ毛などの処理もしておいたほうがいいでしょう。

あまり伸びていると雑菌が繁殖して嫌なにおいの原因となったりします。
キレイに洗って、しっかり乾燥させてから肌に直接すり込むようにして、それからまた乾燥させるようにしましょう。
そのやり方を毎日に続けていくのが大切なのです。




塩化アルミニウムの害についての誤解

多汗症に悩んでいて、塩化アルミニウムを試してみようと考えている人で、使用することで生じる副作用や害について知りたいという人もいるはずです。
たしかに、人によってはかぶれやかゆみといった症状が出る場合もあります。

これは使用している商品の濃度なども関係してくるので、自分で希釈して濃度を調節するといった対応ができるでしょう。
もちろんそれでも症状が出てしまうのならば、使用をやめたほうがいいでしょう。

他にもインターネットなどで、塩化アルミニウムの害について調べてみると、アルミニウムが脳に蓄積されることによって認知症を引き起こすといった記述を見たという人もいるはずです。

実際にアルミニウムイオンの飲用を続けると認知症になりやすいといった研究結果があるそうですが、外用剤などで皮膚からアルミニウムイオンが吸収されることはほとんどないそうです。

ですから、塩化アルミニウムの制汗剤を使用していることで認知症になる危険も、ほぼないと考えていいでしょう。




汗を抑えるツボを活用する

緊張して手のひらからの汗が止まらない時などに、その汗を抑えるツボを知っておくと便利です。
手掌多汗症で悩んでいる人などは少し緊張しただけ汗が出てきてしまい、大事な資料がぬれてしまったり、デートの相手と手をつなぐのもためらってしまうといったこともあるでしょう。

いちいちハンカチを出して拭っても、またすぐに汗が出てくるという人は、手のひらの労宮というツボを押さえてみましょう。
こぶしを握ったときに中指があたる場所が労宮です。
その部分を反対の手の親指などで揉みほぐすことで、手のひらの汗を止めることができるのです。

また脇の下、胸の端の部分にも汗を抑えるツボがあります。
この部分もやはり指を使って指圧するように押してあげることで汗を抑える働きがあるのです。

他にも小指の脇をマッサージするといった方法もあります。
指の先には神経が密集しているので、指ごとにマッサージの作用が違うとも言われています。
一緒に他の指などをマッサージすることでリラックスもできるので試してみてください。




半側発汗を利用した汗を止める方法

多汗症によって学校や仕事といった場所で人前に立つだけで緊張して、顔から汗が噴き出てしまうという人は、その汗を止める方法を知っておくのがいいでしょう。
手のひらや脇の汗ならば、ジェルタイプの制汗剤や塩化アルミニウムなどを塗布することで、事前に対応しておくことが可能ですが、それが顔だとそうはいきません。

まぶたや唇などの粘膜質があるため、塩化アルミニウムなどが入った制汗剤を使用することができないのです。
そこで顔汗を止める方法として、皮膚圧反射による半側発汗というものを知っておくと便利なのです。

この半側発汗というのは、体の圧迫された部分の汗は出にくくなり、その反対側に汗をかくというものです。
この作用を利用して、胸の上あたりを圧迫すれば顔の発汗が止められるというわけです。

その時には半側発汗によって体の下の部分で汗をかいている状態になります。
同じように脇の下あたりを圧迫すると、顔を含めた上半身全般にわたる発汗を抑えることができるのです。




多汗症の治療としての汗を止める注射について

多汗症でどうにかして汗を止めたいと、塩化アルミニウムをはじめとする制汗剤を試している人も多いでしょう。
けれどもそういった外用剤の効果は個人差があったり、肌が荒れてしまったりといったリスクも付きものです。

それに使用をやめてしまえば、また汗が出てくるだけなので、多汗症が治ったというわけではないのです。
とにかく多汗症を治したいのだと考えている人は、汗を止める注射であるボトックス注射について知っておくのもいいかもしれません。

このボトックス注射は、しわを伸ばしたりといった美容整形で使われている注射ですが、打つ場所によって汗を抑えてくれる効果もあるのです。
脇汗やワキガの治療に良く使われており、筋肉の働きを抑制することで汗腺から出る汗の量を抑えてくれるのです。

手術ではなく注射を打つだけなので、気軽に受けることができて時間もかかりません。
1回の注射で効果も半年から1年ほど持続するので、その間は汗の心配をほとんどしなくてすむようになるのです。




緊張などによる多汗症状の治療法

緊張やストレスなどを感じた時に汗をかく精神性のものは、運動などによる場合と違い、エクリン腺とよばれる場所から分泌される現象です。
このストレスや精神性のものは、人によって出る量に違いがあります。
とにかく多量の汗が出てしまうという人は、局所性のタイプだという可能性を疑ったほうがいいでしょう。

その治療法としては、塩化アルミニウムの塗布のほか、精神療法なども考えられますが、手術による治療法というものも存在しています。
交感神経を切除する手術によって、とくに手のひらに多量にかく場合などには大きな効果があります。
手術まではしたくないという人には、ボトックス注射や星状神経節ブロック療法などもあります。

ボトックス注射は、前述の交感神経の働きを抑えることで分泌量を減少させる効果があり、
星状神経節ブロック療法も局所麻酔によって交換神経をブロックするものです。
病院で受けられる治療としては、イオントフォレーシス療法もあります。

これは微弱電流を気になっている箇所に流すことで汗の生成を抑制するもので、定期的な通院が必要になるのです。




顔の汗を抑える方法

汗っかきの人は、汗をかく量を減らそうと水分を控えたりしますが、実は摂取する水分を減らしても汗の量は変わらないのです。
身体が普通の状態であるならば、飲むことで摂取した水分は尿となって体の外に出るからです。

それに緊張などによる精神的な発汗は、運動などでかく汗とは別のものなので、水分の量は関係がないのです。
それでは汗を抑える方法はないのでしょうか。

考えられる方法は、塩化アルミニウムなどの制剤汗を塗ること、微弱電流によるイオントフォレーシスをすること、それにボトックス注射です。
これらの処置によって効果があるのは手のひらや脇の下といった箇所になります。
顔の汗を抑えるにはまた別の方法がいいでしょう。

簡単にできるのは、首の後ろを風邪の熱を冷ますシートなどで冷やすことや、脇の下に氷嚢やジュースなど冷たいものをはさむといった方法があります。
他にも体の皮膚圧反射を利用したやり方もあるので、顔の汗を抑える方法を自分でいろいろと試してみるのがいいでしょう。




汗を抑える食べ物について

人は食べることで栄養やエネルギーを摂取するので、その結果として代謝が促されて熱を放出して発汗します。
ですから、食べれば汗をかくのが当然であって、食事をすることは汗をかくことなのです。

しかし、多汗症の人などは始終汗を流しながらの食事で大変です。
夏場などはとくにそうですが、汗が気になるならば、やはり辛いものや熱いものといった刺激の強い食べ物は避けたほうがいいでしょう。

他にも食生活のバランスがくずれると、脇汗などの不快な臭いの原因になるので注意が必要です。
それではもっと効果の期待できる、汗を抑える食べ物というものはあるのでしょうか。

まったく汗を止めてしまうということではなくて、汗が出にくい食べ物というのが存在します。
それは、黒豆などに代表される豆類です。

豆類に含まれているイソフラボンが汗を抑える働きをしてくれるのです。
他にも体の熱を抑えてくれる小麦や、漢方などにも使われるオウギなども多汗の症状に効果があるとされる食材です。




ドライオニックで汗を驚異的に抑える

ドライオニックは手や足、脇などの多汗症に効果のあるアメリカ生まれの機器です。
使い方は、水道水を浸したパッドを手のひらなど汗のかきやすい場所にあてるだけです。
そこに微弱電流が流れる仕組みになっていて、過剰な発汗を抑えてくれるのです。

手汗の症状改善などでは、多くの人がその効果を実感しているようで、ハンドクリームなどの外用剤などよりも効果が持続することも人気の要因になっているのです。

ドライオニックを使用する際には、少し皮膚がピリピリとする感触があるようですが、
電流の値を自分で調節できるので、初めは一番弱いところから使ってみて、徐々に強くしていくのがいいでしょう。

病院に通院して同じような治療を受けようとすると、イオントフォレーシス療法と呼ばれる、
原理がまったく同じ治療法を受けることになります。
通院のたびに費用も時間もかけなければいけないので、初期費用だけで同じ治療法が可能なドライオニックのほうを勧める医師もいるのです。




テノール液の制汗作用

テノール液は、制汗・防臭作用がある制汗剤として販売されています。
指などを使って肌にすり込むのではなく、ロールオンタイプで容器から直接肌に塗ることができるのが特徴です。

制汗成分である塩化アルミニウムの濃度が3.9%と薄いので、肌にも優しく効果を発揮することができます。

オドレミンなどの無臭のものと違って、香料が含まれているので、臭いについては好き嫌いの分かれるところですが、基本的に爽やかな香りだと感じる人も多いようです。

ちなみにオドレミンの塩化アルミニウム濃度は15%前後なので、その濃度には大きな差があります。
当然、濃度が濃ければ制汗作用も強まりますが、脇などの箇所にはそれほど濃度が高くなくても効果がでやすい人もいるのです。

肌が弱い人など、濃度の濃さが心配な人は、オドレミンよりもテノール液を選んで
使用してみることをオススメします。
お店によっては手に入りにくい場合があるので、販売元の佐藤製薬に問い合わせてみるのがいいでしょう。




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